1979年にシリーズ第1弾となる「機動戦士ガンダム」がテレビ放送されてから、来年で40年。そんなアニバーサリーイヤーに先駆け、劇場版アニメ『機動戦士ガンダムNT』が11月30日(金)から公開される。40年も続く、「ガンダム」シリーズの魅力とは何なのか?いまさら聞けないという人に紹介したい。
まず、敷居が高いと感じている人にありがちなのが、全部続いているんじゃないの?という意見。今回の『ガンダムNT』は“宇宙世紀(=UC)”と呼ばれる共通の時間軸で語られる、シリーズ第1作から18年後のエピソードである。だが、「ガンダム」と言っても、白を基調としたカラーリングの主人公が搭乗するメカ(=モビルスーツ)が登場するだけで、登場人物は異なり、独立した世界観で描かれている作品も少なくない。
2010~2014年にかけて劇場公開された『機動戦士ガンダムUC』の続編でもあるため、宇宙世紀シリーズを全部観ていないと楽しめないのではないか?という意見もあるだろう。もちろん、これまでにどんな出来事が起きていたのかなど、予備知識はあったほうが楽しめるのは間違いないが、本作は完全新作の長編アニメーションであり、主人公のヨナ・バシュタをはじめ、物語のカギを握るキャラクターはほとんどが初登場なので、ガンダムシリーズを観続けている人にとっても知らない情報がたくさんあり、知らないからといって気後れしなくても大丈夫だ。
■ 長く愛され続ける“ガンダム”の魅力とは?
では、ガンダム好きを公言する人々を魅了するのはどんな部分なのだろうか?宇宙を舞台に繰り広げられるモビルスーツ同士のド派手なバトルももちろんそうだが、ガンダムシリーズに共通して言えるのは、登場するキャラクターたちの人間性にあるといっても過言ではない。勧善懲悪のヒーローものとは異なり、主人公の所属する組織=善、対立する組織=悪という構図ではなく、戦う者同士のそれぞれの事情(家族の問題だったり、恋愛だったり)や葛藤が詳細に描かれていて、戦争に翻弄される人々の人間ドラマとして様々なキャラクターに感情移入できるところだろう。
本作は主人公ヨナ・バシュタと幼なじみのミシェル・ルオ、リタ・ベルナルという、幼い頃に戦争によって運命を狂わされた3人のキャラクターを中心にとした物語が描かれるが、敵対するジオン共和国のゾルタン・アッカネンをはじめとしたキャラクターたちのドラマも見逃せないところだ。
しかも、今回は長編アニメとして1本の独立した作品となっているので、せつない人間ドラマにも注目して、この機会にガンダムの魅力に触れてみてはいかがだろうか?(Movie Walker・文/トライワークス)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
NTと聞くと「ガンダムNT-1アレックス」の方が浮かぶのは私だけでしょうか?
雑魚機体は120年代まではジェガン、ギラドーガ派生を使えばいいから楽だよな
頭空っぽにして、記事で書かれている程度の認識で観るほうがいいかも。これまでの作品で描かれた前史をなまじ知ってると「νガンダム以前のサイコフレーム試作機なガンダム」という時点で突っ伏す。
宇宙世紀を名乗らなければ見たかもな
観ようと思ってたけどネオジオングwってなって観るのやめようかなって感じ。
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